技術コラム
ボビン形状の旋盤加工・旋削加工ならお任せください!

ボビン形状の部品は、糸巻きやケーブル巻き取り、フィルム搬送など様々な用途で活躍しています。実は、このボビンの形状は多種多様で、求められる精度も様々です。当社では、長年培ってきた旋盤・旋削加工の技術力とノウハウを駆使し、高精度・高品質なボビン形状の加工を実現しています。当記事では、そんなボビン形状における旋盤加工・旋削加工のポイントをご紹介します。
ボビン形状とは?
ボビンとは、糸やワイヤー、テープ、フィルムなどを巻き取るための円筒形または円錐形の部品群を指します。中央に穴が開いており、軸を通して回転させることで、巻き取るものを均一に巻き取ることができます。
材質は、用途に合わせて、プラスチック、金属、セラミックなど様々です。形状も、シンプルな円筒形から、フランジ付き、テーパー付き、段差付きなど、多岐に渡ります。
ボビン形状の旋盤加工・旋削加工におけるポイント
ボビン形状の旋盤加工・旋削加工において、注意すべきポイントを下記にてご紹介します。
ポイント①:内径部のテーパー加工に細心の注意を払う
ボビンの形状によっては、内径にテーパーをつける必要があります。このテーパー加工の精度が落ちると、巻き取るものの滑りや安定性に影響します。そのため、内径部のテーパー加工に細心の注意を払って加工することが求められます。
ポイント②:振れを抑制するために、真円度に気を付ける
ボビンが回転する際に、振れが発生すると、巻き取るものが均一に巻き取れなかったりするなどの問題が発生する可能性があります。真円度を高めることで、振れを抑制することが可能です。
ポイント③:適切に切粉を排出する
加工中に発生する切粉は、加工精度や表面粗さに悪影響を及ぼす可能性があります。切粉を効率的に排出することで、高品質な加工を実現します。適切な工具の選定、切削条件の設定、クーラントの使用など、様々な工夫により、切粉の排出を徹底することが重要です。
ボビン形状の旋盤加工・旋削加工事例のご紹介
産業機械用スペーサー

こちらは、産業機械用のスペーサーです。内径の穴あけ加工を行った後、旋盤加工にて高精度に仕上げています。旋盤加工コストダウンセンター.comを運営する矢田製作所では、単能機、NC旋盤、自動盤等の旋盤加工設備に加えて、後加工等に対応できる豊富な設備群も保有しています。これらの豊富な設備群を活用することで、効率的に幅広い製品の加工を行っています。
ボビン形状の旋盤加工・旋削加工ならお任せください!
いかがでしたでしょうか。旋盤・旋削加工コストダウンセンター.comを運営する矢田製作所では、ボビン形状の旋盤加工を非常に得意としています。さらに、単に旋盤加工を行うのみならず、加工図面に対するVA/VEコストダウン提案も可能であり、ボビン量産のコストダウンを実現します。
ボビン形状の旋盤加工の委託先にお困りの皆様、まずは一度当社にご相談ください。
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