技術コラム
研磨レスにより、旋盤・旋削加工品のコスト削減!
一般的に面粗度が求められる旋盤・旋削加工品は、旋盤加工を行った後、研磨加工を行います。しかしながら、旋盤加工+研磨加工となると、工程が増えるため加工費の増大につながってしまうケースもあります。当記事では、そんな旋盤加工後の研磨加工に焦点を当て、VA・VE事例をご紹介したいと思います。
VA・VE提案事例:研磨レスにより、リング形状部品の加工費削減
当事例では、お客様より内側にベアリングが入る、リング形状の部品の製作依頼を承りました。図面を拝見したところ、お客様より厳しい面粗度が指定されていました。お客様からは「できる限り加工費を抑えてほしい…」とのことでしたの、当社で加工方法含め検討を重ねました。
当社より「ベアリングが中に入るのであれば、内径の面粗度は許容できるのではないか…」と考え、ご提案を行いました。お客様も問題ないとのことでしたので、リング形状部品の内径は旋盤加工仕上げとし、研磨加工レスとしました。これにより、工程削減につながり加工費の削減を実現することができました。
旋盤・旋削加工のことなら、旋盤加工コストダウンセンター.comにお任せください!
いかがでしたでしょうか。旋盤・旋削加工コストダウンセンター.comを運営する矢田製作所では、単に旋盤加工を行うのみならず、加工図面に対するVA/VEコストダウン提案も可能であり、量産品のコストダウンを実現します。旋盤加工の委託先にお困りの皆様、まずは一度当社にご相談ください。