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    技術コラム

    SUJ2(高炭素軸受鋼)の旋盤加工

    SUJ2(高炭素軸受鋼)とは?

    SUJ2は、炭素鋼の一種で、一般的にはクロムモリブデン鋼として幅広く認知されています。SUJ2の特性としては主に、強度や耐摩耗性、切削性、熱処理性が挙げられます。特に強度面に優れており、引張強度はなんと1,000 MPaに達します。また、切削性にも優れた素材であるため、高度な精度を要求されていたとしても、実現することが可能です。一方で、SUJ2は腐食に弱いといった特性を持っているため、耐腐食性が求められる環境下には適していないといえます。

    これらの特性から、SUJ2(高炭素軸受鋼)は軸受けや機械部品などの強度や耐久性が求められる部位で使用されることが多い素材であるといえます。

    SUJ2(高炭素軸受鋼)の旋盤加工におけるポイント

    そんなSUJ2(高炭素軸受鋼)ではどのようなポイントを押さえて加工を行うべきなのでしょうか。下記にて簡単にご紹介します。

    SUJ2(高炭素軸受鋼)の加工時には、切粉の処理が適切に行えず、加工精度の低下、加工不良、ワークへの傷などが発生する恐れがあります。そのため、加工時の切粉処理がいかに円滑にするかが非常に重要です。

    切粉の処理を円滑にするためには、加工条件(切削速度・回転数・送り速度・切り込み等)の最適化、並びに、最適な刃物の選定が肝となりますので、注意しましょう。

    SUJ2(高炭素軸受鋼)の旋盤加工事例

    自動車用スラストベアリング(SUJ2)

    当事例は、自動車用のスラストベアリングの加工事例です。バー材を切断した後、内径へ穴あけを行い、旋盤加工工程へと回しています。非常に精度が求められる難しい加工でしたが、当社の豊富なノウハウにより加工条件を最適化し、高精度な加工を実現しています。

    >>加工事例詳細はこちら

    自動車用ローラー(SUJ2)

    こちらは、自動車用のローラー部品です。旋盤加工にて製作しています。旋盤加工コストダウンセンター.comを運営する矢田製作所では、自動車業界をはじめとした大手企業との豊富な取引実績があります。

    >>加工事例詳細はこちら

    自動車用テンションベアリング(SUJ2)

    こちらは、自動車用のテンションベアリングです。材質はSUJ2、サイズはφ32×15となっています。単能機ラインで加工を行った後、研磨、マシニング加工を行っています。

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    産業機械用ナット(SUJ2)

    当事例は、産業機械用のナット部品です。材質はSUJ2、サイズはφ58×7.5です。旋盤加工にて、外径・内径加工に加え、ねじ切り加工まで行っています。

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    自動車用ニードルベアリング(SUJ2)

    こちらは、自動車に用いられるニードルベアリングの加工を行った事例です。当社がこれまで培ってきた旋盤加工ノウハウを用いて、高精度に加工しています。

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    旋盤加工のことなら、旋盤加工コストダウンセンター.comにお任せください!

    旋盤加工コストダウンセンター.comを運営する矢田製作所では、旋盤加工機を100台以上保有しています。これらの旋盤加工機を用いて大規模な旋盤ラインを構成しているため、スピーディーかつ高精度に旋盤加工を行うことができます。この旋盤ラインでは、ベアリングをはじめとした製品の加工を行っており、最大20万個/月までの量産に対応しております。

    さらに、旋盤加工設備に加えて、後加工等に対応できる豊富な設備群も保有しています。これらの豊富な設備群を活用することで、旋盤加工はもちろん、研削加工、高周波熱処理、測定等まで当社にて一貫対応することが可能です。

    旋盤加工に関するご相談がございましたら、お気軽に当社にご相談下さい。